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四暗刻と大三元はどちらが出やすいか【理論上の確率】

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長年麻雀をやっている人ならほとんどが出したことがある役満が大三元と四暗刻。あと国士無双もそうですね。


よく、どの役満が一番出やすいのか、麻雀の仲間でも議論になりますが、今回は確率論やいろんなシチュエーションも含めて、どの役満が一番出やすいか検証してみました。

ちなみに、出やすい役満ランキングは→こちら

四暗刻の確率

0.05%(2000局に1度の確率)

結論から言えば、四暗刻が最も出やすい役満です。

手配で暗刻が4つと雀頭が1つ。
もちろん暗槓しても良いという条件。

配牌で暗刻があればチャンスですが、配牌で暗刻が1つある確率は10.77%です。
つまり、9~10回に1度だけ配牌時に暗刻があるという計算になります。もちろん期待値ですのであしからず。

暗刻が1つあって、対子が2個以上あれば、四暗刻を意識しますね。

 

自摸の引き次第になってしまいますが、他家の捨て牌でヤオチューハイが少なくなると他家が聴牌に近づいたと感じますので、5~10巡目くらいでトイトイに変更するか、四暗刻を狙うか、決まってくると思います。

他にも、対子が5個できてしまったら、暗刻があっても七対子狙いになったり、色々と手変わりしやすい役満でもあります。

ただ、四暗刻の魅力は他家にバレにくいという点でしょうか。

バレにくいと言っても、対子系か暗刻系の役であることは捨て牌で分かりやすいのですが、待ち牌が分かりにくくなるのが魅力なんです。

 

単騎待ちでもない限り、ロンあがりは役満じゃなくなってしまいますので、役満縛りのビリの局面じゃなければ、積極的に立直ですね。

そうです。四暗刻は聴牌した時点で、即リーチが鉄則。

他家の危険牌とかお構いなしで役満を狙いましょう。(他家が国士無双聴牌の雰囲気があっても勝負する価値はあります)

 

ただ、単騎待ちで立直は絶対厳禁。

単騎待ちの時は待ち牌を臨機応変に変更しながら聴牌を維持しましょう。
6667という感じで、単騎待ちするときは、5と8もあがり牌なので、フリテンには注意しましょうね。



 

大三元の確率

0.039%(2700局に1度の確率)

意外と確率は低いのですが、白・發・中が合計で6枚あれば狙えます。
たとえ白3枚 發2枚 中1枚でも十分可能性がありますね。

大三元の魅力は、鳴いてもOKってところ。
国士無双にしろ、四暗刻にしろ、九蓮宝燈にしろ、鳴くと成立しない役満はいくつかありますが、字一色や緑一色、四喜和、そしてこの大三元は鳴いてもOKです。

 

鳴いてもOKではあるんですが、鳴きすぎると警戒されるのも大三元の特徴です。
三元牌を2種鳴いた状態で、場に残りの1種が出ていない状態だと、怪しさ満点。

地方ルールでは「鳴いて確定させてその人が自摸あがりした場合、最後の三元牌を鳴かせた人が半分責任払い」というルールを定めているところもあるそうですね。

よほど麻雀の素人でなければ確定させる残りの1種を切ることなんてほとんどないと思いますが、立直をかけていた場合は確定させてしまいます。

 

ちなみに、プロ麻雀は局面にもよりますが、三元牌を序盤に切ることは比較的に少ないため、大三元は出にくい傾向にあります。
それでも場数が果てしなく多いプロたちは、プロと呼べるすべての雀士が大三元を上がったことがあると思います。



 

ちなみに、国士無双の確率

0.043%(2400局に1度の確率)

配牌時から狙わなければいけない役満です。

他の役満は自摸次第で手変わりして役満を狙う形になったという場合がありますが、国士無双はほとんどの場合は配牌時から意識されて上がります。

七対子や混一色を狙うついでに国士にも行けるというような形はありますが、それでも配牌時から意識していたはず。

 

13面待ちになる確率は九蓮宝燈を出す確率よりも遥かに低いそうですが、ほとんどの場合、聴牌がバレてしまいます。

ハオチューハイが2枚でもポロっと出てきたら、聴牌orイーシャンテンの合図ですね。

あと、他家に捨て牌と自牌で合計4枚掴まされていたら、その人はどんどん捨ててきます。かといって、確率論ですから、0.043%は変わりなし。

バレても他家はベタ降りしますから、流局になる確率が多少上がるのは間違いないですが。

 

 

 

では、スーアンコーとダイサンゲンはどっちが出やすい?

確率上は0.05%の四暗刻に軍配が上がります。

しかし、四暗刻はシャボ待ち(シャンポン待ち)がほとんどで、さらに待ちが読みづらいです。
トイトイ三暗刻の満貫で良い局面はダマで上がるのがセオリーですから、ロン上がりに手変わりする場合があります。

立直をかけた場合は、自模って四暗刻を上がれる確率が上がるんですが。

 

一方0.039%と言われる大三元は、暗刻で三元牌を完成させれば、あとは両面待ちや筋ひっかけなどテクニカルな待ちができます。もちろんロン上がりOKです。

そして大三元のほとんどの場合が鳴いている状態ですので、聴牌を匂わせずに獲物を待つことができます。

三元牌が2種と雀頭で残りの1種を待っている場合は、小三元になりますが、いずれにせよ大三元を確定させている場合で考えると上がりやすいのは四暗刻よりも大三元でしょう。

ロン上がりができるということは、他家が3人とも警戒していなければ、4倍の確率で当たり牌を待っていられるからです。

 

 

しかし、他家の実力や、局面によって上がりやすいのは四暗刻と言えます。

 

他家が上手だったら四暗刻がでやすい

前述の通り、他家が完全に安全牌を選択して降りてくれた場合、自摸あがりする確率が上昇し、純粋に四暗刻の確率通り上がれます。

他家が降りたら、あとは流局するか、自分が四暗刻をあがるか。

大三元の場合も同じことを言えますので、同じ条件で他家がちゃんと危険を察知したら自分が自模ることが条件になるため、大三元の確率である0.039%という確率に落ち着きます。

 

よって他家が上手だったらというか、ちゃんと聴牌を察知して降りてくれる雀士であれば、自分が自模るだけですので四暗刻の方が出やすいです。

逆に、他家が危険牌をバンバン切るような打ち手であれば、圧倒的に大三元の方が確率が上がります。

 

 

ちなみに、国士無双も他家が上手だったら上がりにくいですね。

他家が危険牌を切るようなタイプの人たちであれば、もっとも出やすい役満は大三元であるということになります。

 

大三元が一晩に2回出たと言っても、その4人が下手ってわけじゃないですのであしからず。


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